9月3日より、市議会定例会がスタートします。
私は、9月5日16:00頃のスタートで、一般質問で登壇予定です。
(進行状況により時間が確定できませんので、直前にtwitterやFacebookでおおよその時間をお知らせします)。
壇上での質問→答弁→再質問→答弁→再質問→答弁、という流れになります。
インターネットでも視聴可能です。
今回の質問は大きく以下の4点です。
1. 家庭用携帯トイレの購入費助成・全戸配布をはじめとした、災害対策について
2.フリースクール利用者・事業者支援について
3.ベンチ設置事業の進捗と、今後の展望について
4.子ども議会から、リュックの重量軽量化を実現するための環境整備について
質問の内容については、↓に貼り付けの「一般質問通告書」をご覧ください。
昨日は着物着付け一級試験でした。
準一級はカジュアル着物の自装着付けを鏡なし20分以内でしたが、
一級ではフォーマル着物の自装着付けを鏡なし15分以内で完成させなければなりません。
時間は(多分)大丈夫でしたが(時計はなく、審査員が経過時間を知らせてはくれない)、鏡がないため、微妙な部分の仕上がりが難しい。
終了後、写真を撮ってチェック。
う~ん、半襟の出具合が足りない・・・。ここ減点だわ・・・
フォーマルの場合、少し多めに半襟を出すのがポイントの一つ。
終了後は、着物仲間と日本橋でランチしながら、試験の感想を述べ合い。
着物好きとの着物談義は「いと楽し!」の時間。
どうかみんなで合格できますように!
次は一般質問に全力です!!
令和6年8月28日
武蔵野市議会議長 落合勝利 殿
提出者 15番 蔵野恵美子
市政に関する一般質問通告書
9月3日開会の第3回武蔵野市議会定例会で、下記のことを市長・教育長に質問いたしたく通告する。
記
件 名 家庭用携帯トイレの購入費助成・全戸配布をはじめとした、災害対策等について
1. 家庭用携帯トイレの購入費助成・全戸配布をはじめとした、災害対策について
➀2017年6月の一般質問、2018年の予算特別委員会、その後の会派予算要望において、家庭用災害トイレの普及について質問・要望を重ね、啓発をしていくとの答弁がされてきました。本日までどういった場やタイミングで、どのような啓発をされてきたか内容・回数等を伺います。
②本年6月の他議員の質問において、「令和3年10月 に実施いたしました市民防災意識調査におきまして、携帯トイレを家庭内に3日分以上の備蓄をしている割合は32.5%でございます。本市では備蓄の目標値を50%と設定をしており、目標に向けた普及啓発 活動を推進してまいります」との答弁がありましたが、備蓄割合についての評価について伺います。
③小美濃市長は、14万市民を守る施策の一つとして、「耐震補強・家具転倒防止の徹底」について掲げられ、本年度予算に、約1千世帯分の予算を計上され、事業費1176万円を計上されています。
これまで購入費の補助は、高齢者や障害者が対象だったところを、全世帯に対象を広げることを目標とされていることは評価していますが、市のホームぺージでは、令和6年8月1日現在、世帯数79,474世帯(約8万世帯)とあり、全世帯への配布を目標とすると、年間1千世帯ですと単純計算で80年かかることになりますが、任期4年間での普及の見通しを伺います。
④家具転倒防止の予算化と合わせて、家庭用簡易トイレ・携帯トイレの予算化について伺います。2018年の予算特別委員会において、家庭用簡易トイレ・携帯トイレについて啓発はしているが、予算額はゼロと伺っています。
阪神・淡路大震災や東日本大震災において、避難所等で健康を害して死亡するという関連死が見られました。その原因の一つにトイレ問題が挙げられています。阪神・淡路大震災では、約900人が震災関連死として認定されています。その死亡原因を見ると、3割程度が心筋梗塞や脳梗塞で亡くなっています。ストレスの蓄積もありますが、トイレを我慢して水を飲まない、食事をとらないために血液の流れが悪くなり、心臓に負担をかけて死を招いたとも言われています。
家具転倒防止のみならず、家庭用簡易トイレ・携帯トイレの徹底も、市民を守る重要な対策と考えます。2017年6月の一般質問でも求めておりますが、是非、購入費への助成、さらには、家庭用携帯トイレの全戸配布への予算化を求めますが見解を伺います。
⑤市長の選挙公報には「ペットの同行避難も」との記載がありますが、具体的にどのような取り組みを考えていらっしゃるか伺います。
⑥松下市長時代には、全市立小中学校の避難所にペット用ケージの備蓄がなされ、武蔵野市地域防災計画に、動物救護本部がエコreゾートに設置されることが記載されたことは、動物福祉の観点だけでなく、動物や飼い主を守るという視点においても躍進的であったと評価しています。1点残念でありますのは、日本獣医生命科学大学との連携がコロナもあり、進まなかったことであります。
一方、本年6月5日の朝日新聞に、八王子市が災害時のペット支援協定を、市内の動物看護大学と締結したとの記事がありました。コロナも落ち着いてきましたので、本市でも、改めて日本獣医生命科学大学との災害時の連携への働きかけを求めますが見解を伺います。
2.フリースクール利用者・事業者支援について
東京都は今年より、フリースクールとその利用者の支援事業をスタートしました。利用者には、利用料助成として上限月2万円を助成、フリースクールの運営事業者に対しては、今年10月から来年3月までの職員人件費(最大150万円)や施設の安全対策費用を補助するとの内容です。そこで以下伺います。
➀本市における市立小中学校それぞれの過去3年間の不登校児童生徒数について伺います。
②市立小中学校とフリースクールの連携体制について伺います。
③本市における、昨年度の民間のフリースクール数、フリースクールを利用している市内の児童生徒数について伺います。
また、そのうち、今年度の都の補助の対象となる施設数、利用者数について伺います。
④利用料上限月2万円とする根拠として、都の調査によると、都内のフリースクールの利用料が平均月約4万3千円、その半額を目安にし、対象者を1500人程度と見込み、24年度予算に3億6000万円を計上したと、本年6月4日の日経新聞にありました。
しかしながら、フリースクールには大人数制、少人数制、出席日数や時間など、様々な形態があり、児童生徒に応じたスクール選びが重要となってきます。
週に4日通うとなると利用料が月約10万円必要なスクールもあり、一律2万円の助成では通えない家庭もあると考えられます。
不登校児童生徒対策の一つとして、オンライン授業の予算化を検討していることを考えると、フリースクールへの市の単独助成も検討すべきと考えますが見解を伺います。
また、フリースクール利用料に対する単独助成をしている他自治体名と助成内容について把握状況を伺います。
⑤都の補助制度について、市のホームページのフリースクールのページに、リンクがありますが、その他、どういった周知をされているか伺います。
3.ベンチ設置事業の進捗と、今後の展望について
7月22日の東京新聞で、東京23区の歩道ベンチ設置事業が紹介されており、自身の長年のテーマでもあったベンチ事業について、改めて小美濃市長に伺おうと思い、自身のこれまでの質問と答弁を整理しました。
議事録でざっと確認する限り、2016年~2023年の7年間にかけて、一般質問や代表質問、予算特別委員会で計6回の質問を重ねており、質問と答弁から、本市のベンチ事業の進捗状況をたどりました。
ベンチについて最初の質問は、2016年6月の一般質問です。
市内高齢者から、もっとベンチがあれば、外出の機会がふえる、ベンチを増やしてほしい、との要望があり、本市のベンチ事業について伺いました。
そこでの答弁により、平成7年2月の第1次武蔵野市市民交通計画の中で、ベンチ等の休息施設が歩行環境の向上に必要であると示されたことを受け、武蔵野市バリアフリー道路特定事業計画に基づき整備を進めていることが分かりました。
この交通バリアフリー道路特定事業計画においては、吉祥寺、三鷹、武蔵境駅の3駅圏での特定経路である市道6号線、市道225号線、三鷹駅北口広場、市道17号線(中央通り)、武蔵境駅南口広場、市道第84号線において、ベンチの設置を位置づけ、既にそれは完了しており、2016年4月1日現在の設置状況が、ベンチ92基、スツール(腰かけ)が145基を設置(計237基)していることを確認しました。
今後の展望については、武蔵野市バリアフリー道路特定事業計画における生活関連経路(主に高齢者、障害者の方が利用する旅客施設、官公庁施設、福祉施設を相互に結ぶ経路)の整備に合わせて計画的にベンチを設置していきたいと考えているとの答弁でありました。
その後、2018年12月一般質問において、ベンチ設置の進捗状況を伺ったところ、2016年第2回定例会以降は、武蔵野市バリアフリー道路特定事業計画における生活関連経路の整備に合わせベンチを設置したいと考えていたが、この間、ベンチの設置可能な歩道幅員3メートルを満たす路線の整備がなかったため、生活関連経路にベンチは設置していない。バリアフリー生活関連経路には該当しないが、2017年度に都市計画道路7・6・1号線の未完了部分約112メートル区間について、歩道幅員が3メートルを確保できることから、ベンチ4基を設置した。2018年10月末現在、市の管理道路に計241基のベンチを設置済みとの答弁があり、プラス4基の増設、計241基の設置がなされたことがわかりました。
その後、2019年度新規事業として、ベンチの利用実態に関する現状分析、それに基づいた整備事業が示されました。それに基づいて、2020年2月一般質問において、調査の進捗状況を確認しました。
調査について、「2019年度については、道路上に設置してある255基のベンチ、スツールの設置間隔及び劣化状況を確認した。吉祥寺、三鷹、武蔵境、三駅の駅前広場及び市が管理しているベンチ設置路線のベンチ、スツールについては、ごく一部の路線を除き、おおむね100メートル間隔で設置をしてきた。
また、道路上のベンチ調査に合わせ、道路課と緑のまち推進課で連携し、道路に接する公園などに設置してあるベンチ調査を実施した。生活道路や歩道幅員の狭い道路に接続するポケットパークや公園21カ所に約60基のベンチ、スツールが設置されていたことが確認できた。生活道路など狭い道路には、同様にポケットパークや隣接する公園に設置を検討していきたいと考える」との現状と今後の方針を確認しました。
さらに直近の質問は、2023年3月の予算特別委員会における進捗状況についての質問で
「2021年度にみずき通りに10基ほど設置をしたのが最近の状況」との答弁が最後であります。
① 長くなりましたが、2016年~2023年の7年間にかけての答弁から確認できる増設され
たベンチは、2017年度に都市計画道路7・6・1号線にベンチ4基の設置を含み14基(255基-241基)、2021年度にみずき通りに10基の設置と読めますが、間違いがないか伺います。修正・その他の増設等があれば伺います。
② 新聞記事によると23区においても、歩道の幅が足りないことによる、適地の少なさを
課題と認識しながら、なんとか設置を増やそうと工夫をしているようです。
例えば、中央区では病院や高齢者施設近くの歩道や交差点に毎年設置、文京区や品川区では、階段の踊り場や坂道などに「お休み石」という名のスツールを設置、杉並区では今年7月から、民有地へのベンチ設置に上限5万円を補助、豊島区では、民間のベンチに「みんなのベンチ」と記したステッカーを貼り、本年度新たに20台程度を設置予定とし、民間との連携による設置を工夫しているとありました。
このような他自治体の増設の工夫を含め、小美濃市長のベンチに関する見解、今後の展望について伺います。
4.子ども議会から、リュックの重量軽量化を実現するための環境整備について
本年8月18日に市議会主催の武蔵野市子ども議会が開催され、市立中学校6校、14名の中学生が議場壇上に立ち質問をしました。
これまでも議会や委員会で議員からも質問が出ていたリュックの軽量化について、複数の生徒から質問があり、当事者の意見からも、大変な課題となっていることを認識しました。
通学リュックの重さについて、海外では体重の約10~15%、日本では20%とのデータが示され、側弯症への懸念についても触れられていました。
リュックの軽量化を実現するための環境整備の必要性について、早急な対応が必要性を認識し、以下伺います。
① 教科書のデジタル化についての進捗状況について伺います。
② 置き教科書(置き勉)を可能にするロッカーサイズへの拡大について伺います。
③ 水筒を軽量化するための、学校の冷水器・給水機の設置状況について伺います。
④ 中学生のリュックだけでなく、小学生のランドセルの重量軽量化についても同様の環境整備が必要と考えますが、見解を伺います。
以 上
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