11月24日、会派を代表し、松下市長の市長2期目の就任の所信表明に対し、代表質問をいたしました。
2期目の就任期間中の4年間を展望し、市政運営の基本的な考え方や主要な施策について記述した所信表明です。
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所信表明の項目毎に、約30個の質問をしました。
一般質問のように、一つの分野や事業に対して詳細な質問をするというよりも、施政全般についての質問となります。
質問と答弁を一部抜粋しました。
正式な議事録が出来上がりましたらHPの議会報告ページにアップいたします。
【1】住民投票条例上程の背景
問)住民投票を含む自治基本条例は、2005年の施政方針で方針を示し、16年以上議会との意見交換を続け検討が進められ、住民の定義を含め2020年3月議会で全会一致により可決したものである。そうした背景を認識の上、住民投票条例の委員会審議を頂きたいが見解は。
答)これまでの背景を踏み、二元代表制を補完しさらに市民参加を進めていきたいという思いで条例提案をしている。
【2】保健所機能
問)武蔵野三鷹地域センターの保健所機能強化とは、どういったことを強化しようと考えているか。
答)感染症対策に関する権限を都から市に委譲し、感染所対策の機能を持った支所として拡充することを東京都に求めていく
【3】予防診療体制
問)若年層健康診断の対象年齢の引き下げによる生涯切れ目なく受診ができる体制、各種がん健診等、予防・健診医療の前進あったことを評価する。今後の方針は。
答)健診等この4年間で体制が整ってきた。コロナ禍においても安心して健診が受けられる体制の強化や周知を図っていきたい。
【4】吉祥寺東部地区における市有地を活用したまちづくり
問)吉祥寺東部地区における市有地を活用したまちづくりは、様々な点で公共の福祉に資する事業と考えるが、土地取引を始め複雑な要因が存在し、市民に伝わりにくい点がある。
土地開発公社の土地売買価格の開示時期の見直しなど、明快で透明性のある行政取引を求めるが見解は。
答)法令などのルールに基づき、プライバシー等にも配慮しながら、透明性を高める工夫をしつつ情報公開を進めたい。
【5】待機児童ゼロ後の保育体制
問)前回の公約の待機児童ゼロを達成されたことを評価する。ゼロを維持しつつ必要な時に入所できる体制についての現状は。
答)年度当初の定員の空きが、年度途中で埋まっている現状から、年度途中で入所したい保護者の希望が少しずつ叶えられているものと捉えている。
【6】ICT教育
問)市内全小中学校児童にタブレットの配布がなされたが、他自治体においてICT機器をつかったいじめがあったことを鑑み、ICTリテラシー教育にとどまらず、デジタル・シチズンシップ教育の必要性について伺う。
答)発達段階に応じて、情報モラル大切さを含めた、自立的・創造的利活用ができる力を育んでいきたい。
【7】障害者福祉
問)障害のある方が安心して住み続けられるために、親亡き後も暮らし続けられるという見通しを持てることが必要と考えるが、そのために何を拡充すべきと考えるか。
答)サービスの基盤整備、成年後見制度などの権利を守る取り組み、相談機能の拡充等と考える。
【8】高齢者施策
問)人生100年時代、元気な高齢者のスポーツ環境や働く場が一層求められると考えるが、どのような提供を考えているか。
答)趣味やスポーツを通じ自己実現を図る仕組みづくりと、シルバー人材センターへの支援を通じて就労機会の充実を図りたい。
【9】気候市民会議
問)新たに新設される気候市民会議の目的や役割等を伺う。
答)既存の定常型の環境市民会議を踏まえ、地球温暖化に特化した市民による会議とし、温暖化対策に関する市民の日々の行動指針となるものを作成することを考えている。
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