夏休みが終わり、今日から新学期のご家庭も多いことと思います。
今年の夏はいかがでしたか?
私は参院選後の脱力感を埋めるべく、様々な勉強会に出席したり、子ども行事の付き添いなど、どちらかというと充電期間だったかなと振り返っております。
ということで、5年前?の夏休みの思い出写真となりますが、、、
直島のベネッセアートサイトに伺った際の、草間彌生さんのパンプキン作品前での写真。
真夏なのに雨と強風で、凄い顔の写真となりました(笑
さて、市議会では月定例会が9月3日よりスタートいたします。
私は、9月5日10:00〜(予定)一般質問で登壇します。
進行状況によっては、前倒しで9月4日のラスト18:00頃~になるかもしれません。
(正確な時間は、分かり次第HPのトップ画面か、Twitter、フェイスブックでお知らせします)
インターネットでも視聴可能です。
今回の質問は、大きな項目で3点。
1 新たな局面を迎える自転車対策の検討について
2 障害児者の継続的な日常スポーツ環境の充実について
3 障害別の将来にわたる支援ガイドブックの作成について
質問の背景は以下の通りです。
1 新たな局面を迎える自転車対策の検討について
武蔵野市自転車等総合計画(2015年度~2019年度)の改定に向けて、現在、武蔵野市自転車等駐車対策協議会において議論をしています。
本市では約25年間、放置自転車対策を進め、2011年に初めて収容台数が停留台数を上回り、放置自転車台数はここ数年ほぼゼロに近い状態にまでなりましたが、放置自転車対策が主体であった取組から、駐輪場設置の在り方、自転車走行空間、安全対策へと課題が広範囲になりつつあります。
まさに新たな局面を迎えている今、自転車施策に対する市の考え方を整理する必要があると考え、質問をします。
2 障害児者の継続的な日常スポーツ環境の充実について
8月26日のNHKニュースにおいて、共同通信社による、全国の障害者を対象としたアンケートの結果が放送されました。
東京パラリンピック開催まで、8月25日で1年となるのを前に、「大会が障害の理解につながると思うか」の質問に、「思う」が24%、「ある程度思う」が38%で約6割が理解につながると回答。一方、「あまり思わない」が27%、「思わない」が11%で約4割が懸念する回答であった。懸念する理由として、「一時的な盛り上がりで終わり関心が続かない」」「日常的に障害者と接する機会がないと理解は生まれない」「出場対象障害が、限定されている」「一部の方の遠い世界の話」などが挙げられ、当事者側の冷静な意見が比較的多いという視点での放送でありました。
本市においても、障害児者の日常のスポーツプログラムの充実を求める声があり、自治体として取り組むべきことは、身近で日常的なスポーツ環境を継続的に提供することであると改めて感じた次第でありました。
2014年12月の一般質問で障害者の日常のスポーツ環境の充実に向けて質問をしましたが、その後の進捗状況の確認と、新たな課題について伺います。
3 障害別の将来にわたる支援ガイドブックの作成について
障害別に年齢に応じて受けられるサービス、支援制度、医療機関、補助制度は様々です。
ところが、支援それぞれが各課にわたることもあり、保護者にとって適切な情報を把握することは大変なことであり、障害別に生涯を通して適切な支援を網羅した情報一覧があると助かるというご意見があります。
先を見通せることで安心にもつながり、また、保護者たちの声やアドバイス、経験を掲載いただくことで、具体的なイメージや共感による励みにもなります。
そこで、障害別に乳児期から将来にわたる支援のガイドブックの作成を提案したいと思います。
提出した質問項目は以下の通りです。
1 新たな局面を迎える自転車対策の検討について
(1)駐輪場の在り方に関する市の考え方について伺う。
自転車対策の取組が多岐に渡る状況とはいえ、市内、近隣自治体の人口増加、近隣自治体の駐輪場の状況変化により、市内の放置自転車対策は今後においても重点課題である。
一方で、とにもかくにも駐輪場を増やすことを進めてきた25年の間に、暫定的な対策の積み重ねにより、様々な体系の駐輪場が市内に点在している。
ここで一旦現状を把握し、それぞれの駐輪場に対する市の考え方を一定程度整理する必要があると考え、定期利用・一時利用それぞれについて、主に以下の項目についての考え方を伺う。
①利用料金 ②収容台数の割合 ③市民・市民以外の利用 ④二輪バイク・大型自転車等の対応
(2)駐輪場設置とそれに伴う歩道の自転車通行量の想定について伺う。
自転車駐輪場の配置の影響で、一部の歩道に、特定の時間帯に多くの自転車が通行し、高齢者の歩行が危険な状況にあるという相談があった。自転車駐輪場を整備する用地が限られている実情がある一方、二次的な影響である自転車利用者の導線も考えていく必要があると考える。自転車等総合計画の改定にあたり、駐輪場設置にともなう自転車通行量の影響についてどのように対応するか見解を伺う。
(3)民間の空きスペースの活用について伺う。
自転車駐輪場の用地が限られている現状の打開策として、店舗やマンションの未利用地、個人宅の空き駐車場などを活用させていただく小規模分散型の駐輪場について提案したい。
神奈川県大和市ではすでに、駐輪場シェアサービス「みんちゅう」を運営している民間会社と協定を締結し、駐輪対策に活用している。また、本年 8 月には、「みんちゅう SHARE-LIN」の運用を、東京都墨田区が連携して開始する協定を締結した。
高齢者の免許返納が増えている中で、自宅の駐車場が空いている個人宅も見受けられ、本市においても民間・個人の空きスペースの有効活用が期待できると考えるが、見解を伺う。
(4)自転車損害賠償保険について伺う。
東京都では「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の改正について検討がなされ、令和2年度に自転車損害賠償保険の加入の義務化をする方針を決めている。豊島区では本年10月1日より、足立区では令和2年1月より保険加入義務化の条例が施行予定である。
本市の駅周辺への自転車乗入台数は、東京都内約600駅のうち、三鷹駅が第1位(11,750台)、吉祥寺駅が第2位(11,186台)、武蔵境駅が第9位(7,440台)と上位を占め、依然として自転車利用が多い状況であることや、交通人身事故発生件数に占める自転車に関係する事故の割合が都内平均36%に対し、本市では45%前後であることを踏まえると、自転車等総合計画の見直しにあたり、条例化を検討してもよいかと考えるが見解を伺う。
2 障害児者の継続的な日常スポーツ環境の充実について
(1)武蔵野市における障害者・障害児スポーツの推進については、現在どの施策に、どのように位置づけられているのか伺う。また、主な担当部署は障害者スポーツと障害児スポーツでは異なるのでしょうか。生涯学習スポーツ課、障害者福祉課、児童青少年課など考えられるが、改めて確認を含め伺う。
(2) 現在生涯学習振興事業団を始め、市が主催する障害者・障害児スポーツプログラムにはどのようなものがあるか伺う。
ワンデースポーツとして「障害者のためのスポーツ広場」を月に1~2回開催されているが、
ここでは、ワンデープログラムではない、継続的な日常プログラムについて以下伺いたい。
①幼児向けプログラムが不足しているという意見があるが、その現状と展望。
②水泳以外の種目の要望があるが、その現状と展望。
③一般のプログラムに障害をお持ちの方も参加できるとあるが、自閉症などに限定されていると伺っている。障害に応じたプログラムの充実に対する要望があるが、その現状と展望。
(3)東京都障害者総合スポーツセンターとの連携について伺う。
2014年12月には厚生委員会で多摩障害者スポーツセンターを視察し、専門のスタッフを抱える東京都の障害者スポーツセンターとの連携により、障害に応じた適切なプログラムを作成し、また専門の講師を派遣していただき、身近な地域で日常的にスポーツができる体制づくりを実現することはできないか質問をした。
その際の答弁では、「今後も障害児、障害者を対象にした教室の実施を予定しているところでございます。現在行っておりますノルディックウォーキング教室の継続や、あるいは障害児向けの教室の実施など、東京都障害者スポーツセンターや関係団体の協力を得ながら、積極的に取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。」
とのことであったが、その後の連携の進捗状況について伺う。
(4)市のホームページにおける、障害児者プログラムの専用ページの必要性とアクセスの検討について伺う。
障害児者プログラムを含む、スポーツプログラムまでのアクセスが大変分かりにくい。手順としては、①市役所ホームページ→②(右下の大変分かりにくい場所にある)市関係団体→③武蔵野生涯学習振興事業団→④スポーツ施設・自然の村→スポーツ教室野外活動事業→⑤2019年度大人・親子・子ども・幼児向けスポーツ教室・ワンデーレッスン
5つの段階を経ないとプログラムまでたどり着かない。そもそも、武蔵野市のスポーツプログラムを、生涯学習振興事業団が担っていると御存知の方は多くはないと思われる。
通常は「市のスポーツプログラムにはどういったものがあるのか」という視点で検索するのであるから、HPの検索バーに「障害者スポーツ」と入力すれば、最初に障害児者プログラムの専用ページが提示される仕組みにするべきではないか。
もしくはトップページに直接アクセス可能なボタンを表示してもいいくらいであると思うが見解を伺う。
(5)総合体育館への交通網の整備について伺う。
障害児者の日常のスポーツの継続には、交通手段の充実も欠かせない要因であり、開催場所の総合体育館へのアクセスの充実は不可欠である。
特に境地区から市役所や総合体育館へのバス路線のルートを要望する意見が出ている。
境地区の人口が増えていることも考慮すれば、民間バス会社への交渉、もしくはムーバスのルートの検討が必要と考えるが見解を伺う。
3 障害別の将来にわたる支援ガイドブックの作成について
(1)障害別に乳児期から将来にわたる支援のガイドブックの作成を提案したい。
年齢に応じて受けられるサービス、支援制度、医療機関、補助制度をまとめることで、適切な支援を受けることができ、先を見通せることで安心にもつながる。
また、障害児の保護者たちの声やアドバイス、経験を掲載いただくことで、具体的なイメージや共感による励みにもなる。
現在、むらさき学級のつくしんぼの会で情報誌を作成されているとのことですので、是非、これまでの情報の蓄積を踏まえ、市が連携し、情報の整理と、普及を提案したいが見解を伺う。
(2)専門的な内容をあえてマンガにして販売されている書籍を見かけるようになった。マンガにすることで、イメージをしやすく理解を深める手法が普及しつつあり、一案として提案したい。
マンガを用いるメリットとして、
・幅広い市民に読んでいただき、障害の理解が進む
・本人の困った感や保護者の気持ちなど状況描写や心理が伝えやすく、支援する側も手を差し伸べやすくなる
・市内マンガ家との連携も期待できる
など様々な効果が期待できると考えるが見解を伺う。
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