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くらのえみこの活動報告

9/8 18:00頃~もしくは、9/9 10:00頃~一般質問で登壇します!

9/7より第3回定例会がスタートします。

私は 9/8 18:00頃~ もしくは 9/9 10:00頃~ 一般質問で登壇します。

(進行状況により日時が確定できませんので、直前にtwitterやFacebookで日時をお知らせします)。


壇上での質問→答弁→再質問→答弁→再質問→答弁、という流れになります。

インターネットでも視聴可能です。


今回の質問は大きく以下の4点です。

1 武蔵野市のワクチン接種率は都の平均より高いにもかかわらず、なぜ「遅い」と言われ

てしまうのかについて

2 身近なPCR検査について

3 在宅療養者急増対策について

4 学童クラブの第三者評価導入について


<質問の背景>

新型コロナウイルス感染数の爆発的増加が止まりません。

東京都内では8月13日の新規感染者数5773人という過去最多の感染者数を記録し、その後、18~21日の間では4日連続5000人台、その後も約2000人~4000人台もの新規感染者数が続いています。日々4桁台の新規感染者が出、重傷者数は増加し続けています。

先が見えない状況でありますが、終息に向けては、

①PCR検査の拡充 ②ワクチン接種 ③確実な治療薬

を確実に進めていくことであると考えます。

さらには、当面の喫緊の課題として、④自宅療養者対応 という新たな課題にも同時並行で対応が求められています。

治療薬の開発に関して自治体が関与することは現状では難しいですが、PCR検査の拡充、ワクチン接種、自宅療養者対応に関しては国や都の方針により自治体として制限はあるものの、自治体独自の踏み込んだ対応が可能であると考え、質問としました。


最後の質問として、本市の学童クラブ保護者による「武蔵野市学童クラブ連絡協議会」より市への要望として出ている「学童クラブの第三者評価」の導入について、2021年3月に厚労省より自治体あてに通知がきていますので、合わせて質問することにしました。



<提出した質問の通告書>



令和3年9月1日

武蔵野市議会議長 土屋美恵子 殿

提出者 15番 蔵野恵美子


市政に関する一般質問通告書


9月7日開会の第3回武蔵野市議会定例会で、下記のことを市長に質問いたしたく通告する。


件 名 武蔵野市のワクチン接種率は都の平均より高いにもかかわらず、なぜ「遅い」と言われてしまうのか等について


1 武蔵野市のワクチン接種率は都の平均より高いにもかかわらず、なぜ「遅い」と言われてしまうのかについて

5月6日より予約が、13日より接種がスタートして約4か月が経過した。

この間、予約・接種体制について様々なご意見をいただいてきた中で感じてきたことがある。それは、武蔵野市の接種率は都の接種率よりも高いにもかかわらず、なぜ、市民から「遅い」というような意見が寄せられるのかということである。

頂いた意見と、これまでなされてきた厚生委員会の行政報告、自分自身の予約等を通して感じたことから以下質問し、接種率と市民の満足感との乖離について考えたい。


① 各自治体間の接種率の違いが生じるのはどのような要因が影響していると考えるか。

合わせて、都内では墨田区の接種率が高いといわれているが、要因をどう把握しているか。


② 集団接種の接種曜日を木・土・日曜日に限定している理由について伺う。

曜日を限定していることで、予約日から接種日が最大3週間あいてしまう方も出てしまう。その結果、予約がとれてもずいぶん先という感想をもたれる要因になっていると考えるが見解を伺う。


③ ワクチン予約サイトについて伺う。

武蔵野市のワクチン予約サイトでは、集団接種会場のみの予約であり、個別接種会場はそれぞれのクリニックの予約可能時間帯に個別で予約を入れなければならず、大変な時間と労力を要するという意見がある。

一方、渋谷区のように、全ての集団接種会場・個別クリニックの一括した予約空き状況カレンダーでは、「予約可能」「残りわずか」「予約満員」「予約枠なし」が色分けされており、一目で空き状況が確認できる。ページ上の移動ボタンをクリックするとそのまま予約サイトに移動し、個別医療機関もそのまま同一のサイトで予約できるという、大変優れた予約サイトが評価されている。

シンプルでありながら市民目線を踏まえたこのようなサイトを導入すれば、大方の市民のニーズを満たすものと考える。本市でも早急に検討いただきたいが、見解を伺う。


④ ワクチン情報の提示について。西東京では「新型コロナワクチン掲示板」というワクチ

ン専用のサイトを作成し、ワクチンに関する日々の情報等をわかりやすく更新をしている。こういった親近感があり、ワクチン情報を一括したわかりやすい情報発信の工夫も検討されるべきではないかと考えるが見解を伺う。


⑤ 予約のアクセスは圧倒的にインターネットが多いと伺っているが、現時点での全体の

予約数に対する、ネット・電話・郵送予約数とそれぞれの割合について伺う。

75歳以上の予約体制の反省から、65歳以上の方には郵送による受付も実施されたが、

65歳未満でネット操作ができない方や環境が整っていない方への配慮としてどのような対策をしているか伺う。


⑥ 個別接種一覧で記載のある「かかりつけ患者」の定義について伺う。

個別接種を希望するものの、予約の電話をするのも話中音が何時間と続き、ようやくつながったにもかかわらず、かかりつけ患者でないと断られることを想定すると、アタックする気持ちになれないというご意見があった。かかりつけ患者の定義をある程度明確にして掲載するべきではないかと考えるが見解を伺う。

 

⑦ 12~19歳の接種率についての評価。8/19の厚生委員会の行政報告では、現時点で1回

目接種率15.46%であったという報告であった。現在の接種率1回目、2回目の接種率とその評価について伺う。

夏休み中に接種が受けられるようにという配慮から8月3日より予約を受付けたが、3週間後の2回目までの接種を夏休み中に終わらせるには、もう少し早い接種が必要ではなかったか。2回目接種後に高熱が出やすいという報告を考えると、2回目まで夏休み中に接種することが望ましかったと考えるが見解を伺う。

また、夏休み中の接種が目的であれば、40歳以上と一緒に一斉予約ではなく、優先等の考慮が必要だったのではないかとの意見もあった。合わせて見解を伺う。


⑧ 8月19日の厚生委員会行政報告において、20代からの若年層への接種を進めるために、

9月の補正予算審議後、10月以降、吉祥寺駅北口駅広場に大規模接種会場を設置する予定との報告があった。

一方で、すでに早い段階で市民からは駅前に接種会場を設置すべきという意見も出ていた。国では今年の6月限定で大規模接種会場設置の自治体にワクチンを追加配給するという期間限定の施策があり、駅前設置を早急に進めた自治体があった。

そういった経緯から、大規模接種会場を作るなら、早い段階で作っておけばよかったのではないかとの意見もあるが、見解を伺う。


⑨ 3回目接種を想定した体制の見直しについて伺う。

新型コロナウイルス感染症との戦いが長期戦となることが想定され、ワクチン接種も2回のみならず3回接種、さらには数年毎に接種という話も出てきている。

これから冬休み、その後の受験シーズンが訪れるが、中学3年生や高校3年生など受験生を対象にした接種時期を考慮した予約体制を要望する声もあるが見解を伺う。

さらに、長期に渡る接種を考慮し、③④で提案したような予約システムの大幅見直しについて検討すべきと考えるが合わせて伺う。


2 身近なPCR検査について

現在PCR検査は、発熱等の症状がある場合等の検査は保険適応となるが、無症状の場合の検査は保険適応外となり、約3万円の費用がかかるといわれている。これでは、身近な検査体制とはいいがたい。

神奈川県は7月末より、希望する県民に抗原検査キットの無償配布を始めた。陽性と分かった県民が通勤や通学を控え、他人への感染を防ぐ効果が期待されている。アンケート調査で配布を希望した約10万人にキットを順次送る方向である。将来的には全県民に行き渡り、「家庭の体温計のように気軽にセルフチェックに使ってほしい」という思いがある。

本市でも独自支援の一環として、希望する市民に検査キットを送付することで、市内感染者を抑え、市民の命を守り、最終的には自治体業務を減らすことにつながる施策と考え、以下伺う。

① これまでの市のPCR検査の取り組み(市単独事業含め)内容等の経過と課題・評価

について伺う。

② 本市のPCR検査場所・実施検査数の推移(スタート時から今日までの数の推移)に

ついて伺う。

③ 市単独事業で全市民にPCR検査キット配布事業を実施することの展望について伺う。


3 在宅療養者急増対策について

東京都北多摩南部保健医療圏は武蔵野、三鷹、府中、調布、小金井、狛江市を抱える、人口が100万人を超える医療圏であるが、同圏内には保健所が一つとなっている。

一方「第5波」で感染者が爆発的に増える中、入院調整中を含めて自宅にとどまる療養者は各市200~600人前後にのぼり、深刻な状態であると聞いている。

武蔵野市他、6市長が8月26日、都に対し臨時医療施設の開設を求める要望をされたという報道があるが、保健所業務が悲鳴を上げる中、東京都との連携を強め、各自治体の早急な対応を願い、以下伺う。


① 本市における、入院調整中を含め、自宅にとどまる療養者数の推移(2021.1~現在まで

各月毎)について伺う。


② 本市での「野戦病院」的な施設、酸素ステーション設置内容について伺う。

設置時期、場所、スタッフの確保等の目安はあるのか等、予定内容を伺う。

また、現時点での課題・展望を伺う。


③「野戦病院」という施設名がそぐわないという意見が出ている。本市、もしくは

北多摩南部保健医療圏統一の施設名を考えることについて見解を伺う。


④ 東京都は2020年11月、24時間対応の「自宅療養者フォローアップセンター」を開設

した。新型コロナの自宅療養者を、健康観察、食料品の配送、24時間対応の相談窓口、パルスオキシメーターの貸与、などを通して物心両面から支援する。

東京都の自宅療養者フォローアップセンターと北多摩南部保健所、本市の自宅療養者支援窓口の連携はどうような場面で、どのような連携となっているのか伺う。


⑤ 在宅療養者への食事内容について伺う。

自宅療養者の希望に応じ、東京都(7日分)、その後、本市(3日分)のレスキューフーズを配送しているが、食事内容が非常食等の備蓄品を中心としたものであり、体力を回復しなければならない療養者の食事としては適していないというご意見もある。

市内事業者と連携したお弁当など、お惣菜を配送している自治体もあるが、本市でも保健所や市内事業者と連携して、希望者に栄養面を考慮した食事を提供できないか伺う。


4 学童クラブの第三者評価導入について

学童クラブは法制化されたのが遅く、運営形態は多様で自治体格差が存在する。

子どもが長時間過ごす場所である学童保育の職員配置などの扱いを緩和して自治体の裁量に任せた以上、国は質を守るための評価事業に率先して取り組むべきと考える。

本市の学童クラブ保護者による武蔵野市学童クラブ連絡協議会の市への要望書には、2019年、2020年ともに第三者評価実施について掲載されている。

さらには、厚労省が令和3年3月29日付けで「放課後児童健全育成事業における第三者評価基準ガイドラインについて」の通知を出し、ガイドラインの内容が検討されていることがわかった。本市においての導入を求め、以下質問する。


① 武蔵野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例第5条の

4には「放課後児童健全育成事業者は、その運営の内容について、自ら評価を行い、その結果を公表するよう努めなければならない」と規定している。努力義務だが、実際には行われているのか。行われている場合、子ども協会ではどのように①自己評価が行われ②結果を認識し③情報の共有・改善につなげているか概要を伺う。


② 保護者からの評価は集約しているか。実施していれば、どのように意見を集約し、結果

をどう受け止めているか伺う。


③ 武蔵野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例第19条に

は「放課後児童健全育成事業者は、常に利用者の保護者と密接な連絡をとり、当該利用者の健康及び行動を説明するとともに、支援の内容等につき、その保護者の理解及び協力を得るよう努めなければならない」と規定している。

子ども協会や他の民間学童クラブでは、どのように密接な連絡をとり、理解及び協力を得ているのか。コロナ禍で直接会う機会が少ないと考えられるが、コロナ禍での対応も含めて伺う。


④ 保護者との連携を進めることや保育の質を高めるためにも、客観的な第三者評価が必

要と考える。保護者に聞くと、評価は高いようであるが、良いにしろ課題があるにせよ、第三者による客観的な評価を知り、自らの評価と比較したいとの思いがあると伺っている。市内の保育園ではすでに実施している。

以上のことから、武蔵野市内の学童クラブでも第三者評価を早期に行うべきと考えるが見解を伺う。


以上



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質問で提案した渋谷区のワクチン予約サイト。こうした一覧があれば、予約のストレスも随分緩和されると思う。





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