11/19は、ケアリンピック武蔵野2022が開催され、厚生委員会委員長として壇上で一言
お祝いを述べました。
その後、講演会や演台発表を拝見。
「ケアリンピック武蔵野」とは平成12年4月の介護保険制度開始以来の市内外のサービス事業者の取り組みを称え、先進的な事例を発表し、事業所間での情報共有を図り、介護人材確保に寄与することを目的として開催されてきました。今回は7回目の開催。
武蔵野市HP↓
今回のプログラム↓
毎回、内容を変えながら開催されていて、見ごたえがあります。
今回、最初に感じたことは、「若い方たちの参加が多い!」ということ。
最初の講演会「つながりでひらく介護の可能性」では、30代前半の秋本可愛さんのお話。
大学時代に介護ボランティアをしたことがきっかけで事業を立ち上げられたそうです。
なんとも頼もしい女性です!
その後の演台発表でも、若い方たちが、日頃の取り組みを紹介されていました。
秋本さん始め、みなさんに共通していたことは、介護をとっても明るく前向なこととして取り組んでいること。
なんだか、「介護の将来は明るいかも!」と感じさせていただきました。
以下、壇上で紹介された、心に留まった情報をいくつか。
まず、死亡リスクの比較のデータ。
喫煙よりも、飲酒よりも、そして肥満よりも、「孤立」による死亡リスクが高いということ。
そして、孤立は、脳卒中・心臓病・認知症の発症リスクを高めるというデータも。
そして、気になったフレーズ
「介護職の役割は高齢者のお世話ではなく、地域をデザインすること」
「専門職が決める限界が、利用者の限界。専門職が信じる可能性が、その人の可能性」
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まさにそのことを実践された取り組み事例を紹介いただきました。
介護人材が足りないと言われていますが、
介護保険スタート時の介護人材は約50万人、現在は221万人だそうです。
しかしながら、それ以上に、介護を必要とする方の人数の伸びが大きいため、人材不足となっているそうです。
ケアリンピック武蔵野、スタート当初は、最初の1回で終了ともいわれていましたが、内容を変えながら続いています。市民と事業者の繋がりだけではなく、事業者同士のつながりへの効果も大きいようです。
需要が大きい業界だからこそ、同業者同士の競争ではなく、情報・人材等を共有していくことで、発展している分野であることも分かりました。
新しい世代が、これまでの介護や業界の固定観念を変えていく気がいたしました。
開催に関わられた皆さま、お疲れ様でございました!
大変勉強になりました。
#ケアリンピック武蔵野
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