【2026.10.1】市役所常勤職員の中途採用枠拡大 一歩前進 ~決算特別委員会人件費質疑より~
2025年2月会派代表質問、2025年3月の令和7年度予算特別委員会の際に、職員の中途採用の年齢枠の拡大について質問をしました。
就職氷河期世代、概ね現在の43歳~55歳前後の方をいいますが、国でも、その世代を積極的に採用していこうという動きもあり、都内の区役所でも50代の正規職員の採用を始めたという報道もありました。
質問をした当時、武蔵野市では、正規職員の中途採用の時期を4月の年に1回、40歳まで、つまり41歳以降は募集しないという状況でした。
それでは就職氷河期世代の対策にはなっていない、定年も伸びていることから、せめて50歳までとするなり、年齢枠を広げるべきと要望をしてまいりました。
今回の令和7年度決算特別委員会(2026年9月)において、年齢枠等の緩和がなされ、一部就職氷河期世代の採用においても1歩前進があったことが分かりました🙌🙌🙌🙌
・令和7年度より、事務職に関しては40歳までの年齢拡大。
・令和8年度より、技術職に関しては45歳までの年齢拡大。
・令和7年度より、入庁時期を4月だけでなく、8月、10月と、年に3回と緩和。
・令和8年度より、5~6年の経験者を主任試験からの受験を可能とした(これまでは一律、主事試験からであった)。

以下、今回の決算特別委員会(2026年9月)での質疑&答弁の要約です。
職員採用試験の受験者数減少・合格者辞退率増加が課題となっている中、中途採用受験者数は増加している。
人材確保という観点からも、中途採用枠拡大が必要なことを、資料のデータを根拠に質問をしました。
【くらの質問】
2025年3月の令和7年度予算特別委員会で中途採用の年齢拡大についての質問に対する市長答弁では「多様性という意味では、非常に欲しい人材ではある、欲しい年代ではあるという反面、浮いてしまって、また、離職してしまわれたら、これは困るわけでありまして、そういうことも踏まえて、これから人事ともよく話し合いながら、協議しながら、どういう採用方法を取っていくのかというのは考えていきたいと思っています。」ということでした。
そこでその後、どういった話し合いがあり、どのような改善があったのか伺います。
【答弁】
令和7年度から事務職40歳まで引きあげ、
令和7年度から入庁時期を4月だけでなく、8月、10月と、年に3回と緩和したこと、
令和8年度から技術職の年齢を40→45歳と枠を広げた。
【くらの質問】
請求資料を確認しますと、中途採用の受験者数が、令和6年度155名(20代133名・30代22名)、令和7年度394名(20代202名・30代192名)と増加している。
これはやはり、事務職の年齢枠を広げたこと、入庁時期を年に3回に増やしたことから受験者数が増えているという認識でいるのか伺います。
また、請求資料にはR8年度のデータがないわけですが、技術職では実際に40代の受験者はあったのか、採用はあったのか伺います。
【答弁】
令和7年度は中途受験者数が40%となり、そのような認識でいる。
令和8年度の中途採用には40代の技術職受験者もおり、採用もあった。
【くらの質問】
これまでの中途採用の課題として、入庁時の待遇において、全員が主事からスタートということがあったが、そこは改善されたのでしょうか。
【答弁】
経験5~6年の社会人経験のある職員は入庁年から主任試験の受験を認める柔軟化
を実施した。
【くらの質問】
先日(2026年9月7日)の総務委員会の市庁舎の窓口受付時間の変更についての行政報告の際に、令和6年度実施の職員採用試験での合格者の辞退率が52.3%であったとのことで衝撃を受けているが、令和7年度はどうだったのか。
【答弁】
令和7年度の辞退率は39.7%と持ち直した
【くらの質問】
同様の行政報告で、職員採用試験の受験者数の報告があり、令和3年度の1900人から毎年400人くらいずつ減っていて、令年4年には1446名、和令和5年度には1057名となり、とうとう令和6年度には665名となってしまったことがわかりました。
ところが令和7年度には持ち直して959名との報告ですが、令和3年から急激に減少が続いている要因をどのように分析しているのか、また、令和7年度に持ち直した要因についてどう考えているか伺います。
【答弁】
減少している要因については分からないでいるが、全国的な傾向として公務員受験者数が減っている。
令和7年度から持ち直しているのは、入庁時期を年に3回と増やしたことや、中途採用者の年齢引き上げによる受験者数の増加、入庁6年以内の若手職員によるワーキングチームが大学や民間へのPR活動が功を奏していると考えている。
【くらの質問】
中途採用も含めて集計すると、受験者数が持ち直しているということですね。
全国的な人手不足に加え、新卒受験者数も減っているとなると、やはり中途採用についてもっと柔軟に考えていかないと、近い将来、成り立たなくなることも予想されます。
定年延長もされていることも考えると、是非、技術職だけでなく一般職の中途採用の年齢枠も広げて頂きたい、年齢もせめて50歳まで広げるお考えはないか伺います。
【答弁】
採用拡大の様々な取り組みや、年齢・経験の柔軟な対応は考えていきたい。
●くらの要望
中途採用の条件の拡大・緩和についてはお願いしたい。
会計年度任用職員に関しては、請求資料からも、50代、60代、人数は少ないですが70代も採用があり、年齢においては多様性があることを確認させて頂きました。
令和7年度の会計年度任用職員の処遇改善でよしとすることなく、在り方検討委員会を中心に、社会状況や近隣自治体の動きを注視しながら、適正な処遇化を毎年注視していただきたいと要望します。



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