【2025.8.27】武蔵野ふるさと歴史館の「学びおくり」の取組み
- kuranoemiko
- 8月27日
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更新日:8月27日
武蔵野ふるさと歴史館で開催されている「戦争と武蔵野Ⅺ」へ、平和学習会を開催されているお若い方々とご一緒させていただきました。

武蔵野市は戦時中、軍用機の部品を生産していた中島飛行機武蔵製作所があり、軍用飛行機のエンジンを生産していました。
そのため、その工場がアジア太平洋戦争の末期に、アメリカ軍の空襲の標的となり、合計9回に及ぶ爆撃により徹底的に破壊され、従業員ら 200 名以上が死亡し、500 名以上が負傷したといわれています。
今回の企画では、西久保の「三谷通り商店街」の変遷について資料の展示がされていました。
当時、中島飛行場の従業員や居住者の需要が大きくなったことで、賑わいある商店街が形成されていきました。中島飛行場の撤退とともに一時的に衰退したものの、西久保(当時の表記は西窪)地域の人口が増え、再び賑やかさが戻った経緯が分かりました。

現小美濃市長のご祖父様(当時町議会議員)の日記も展示されておりました。こうした市民からの提供を受けた資料をもとに、粘り強い調査・聞き取りによる調査研究活動がなされたこともわかりました。


こうした「学び」の努力が、将来へ平和を「おくる」ことにつながること、「学びおくり」の重要性を改めて考える機会となりました。
資料館の職員の皆さま、学習会にご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました!



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